

オゼトレ体験会風景
スキャモンの発達曲線

【一般型】
一般型は身長・体重や肝臓、腎臓などの胸腹部臓器の発育を示します。
特徴は乳幼児期まで急速に発達し、その後は次第に穏やかになり、二次性徴が出現し始める思春期に再び急激に発達します。
思春期以降に再び発育のスパートがみられ大人のレベルに達します。神経系型
器用さやリズム感を担う神経系の発達は脳の重量や頭囲で計ります。
出生直後から急激に発達し、4~5歳までには成人の80%程度(6歳で90%)にも達します。リンパ系型
リンパ系型は免疫力を向上させ扁桃、リンパ節などのリンパ組織の発達です。
生後から12~13 歳までにかけて急激に成長し、大人のレベルを超えますが、思春期過ぎから大人のレベルに戻ります。生殖器系型
生殖器系型は男児の陰茎・睾丸、女児の卵巣・子宮などの発育です。
小学校前半までは、わずかに成長するだけですが、14歳あたりから急激に発達します。
生殖器系の発達で男性ホルモンや女性ホルモンなどの性ホルモンの分泌も多くなります。
7つのコーディネーション能力を生かした運動を組み合わせていきます

リズム能力
耳や目からの情報で真似をするときに使われる能力。
あらゆるスポーツの上達(動作の習得)は、真似ることから入るので、どんな人にも欠かせない基本能力。バランス能力
空中や動いているときの全身のバランスを保つことや、崩れた体制をすばやく立て直すときに必要な能力。あらゆる運動の基礎を成す能力。
連結能力
自身の上肢、下肢、体幹をタイミングよく無駄なく体をスムーズに動かす能力。
力加減やスピード調節によって動きをスムーズにする能力。フィギュアのジャンプや球技に必要な能力。
スポーツではないが、ドラムなどの音楽でも必要な能力。反応能力
合図を素早く察知して正確な対応動作を可能にする能力。
合図は陸上競技のピストルのような音だけでなく、格闘技で人と触れるような触覚や筋感覚も含まれます。変換能力
急に状況が変わり違う動きをしなければならないときに、条件にあった素早い動作の切り替えを可能にする能力。
フェイント動作の多い球技や格闘技などのスポーツには必須な能力。定位能力
味方や相手、ボールなどとの距離感をはかる能力(空間把握能力)。
アクロバティックな競技や集団スポーツ、球技などに欠かせない能力。識別能力
ボールなどの用具を精密に扱う能力。また、手足の動きを微調整する能力。
視覚との関係にも密接なつながりがあり、手と目を微調整する場合の能力は、
「HAND-EYEコーディネーション」などと呼ばれます。